擁壁
プレガードⅡ(PG基礎)
概要
プレガードは、たわみ性車両用防護柵(ガードレール、ガードパイプ、ガードケーブル)を建て込むことを目的としたプレキャスト性防護柵基礎です。
「車両用防護柵標準仕様・同解説」「道路土工ー擁壁工指針」の基準改定にともなって開発されました。 車両用防護柵を設置した擁壁として、自動車衝突荷重を考慮した応力計算、安定計算にもとづきます。防護柵の支柱位置を移動して、歩行者への配慮、衝突車両の誘導性能を向上させる改良を行いました。
写真
特徴
- プレキャスト製品であることから、現場打防護柵基礎と比較して工期短縮が図られます。
- 連結構造とすることで軽量化を図り、小型機械で施工が可能のため施工性に優れています。
- 曲線半径は15mまで対応できます。(連結金具は直線・曲線の両方に対応した金具を使用)
- 擁壁前面に足場を設置する必要がありません。
- ガードレール支柱が道路側にないため、舗装施工が容易です。
- 盛土部に利用すると路肩部に草が生えにくくなり、維持管理が容易となります。
- 実物実験により、本体、連結部の性能性確認を行っています。
適用条件
設計条件
製品企画
設置歩掛り(10m当り)
設計方針
標準基礎構造図
施工状況写真